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八十八夜
八十八夜
茶摘歌

茶摘歌にもありますように八十八夜はお茶と強く関わりのある暦日です。立春(2月4日)から数えて88日目を言い、平成25年は5月2日です。

農業に従事する人々は中国で作られた五節句・二十四節気では、十分に季節の変化が読み取れなかった為に、その補助をする目的で、雑節という日本独自の暦を作りました。例えば節分、彼岸、入梅、二百十日などですが八十八夜もそのひとつで、1686年の暦から正式に採用されました。「八十八夜の別れ霜」と言われるように、この時期は5日後には立夏ですが、天候はちょっと不安定にあり、遅い霜が降るたりする時期です。"八十八夜が近くなったから霜が降りる前に対策しよう"という具合に目安にします。季節の移り変わりを適確に把握すれば農作物に多大な被害をこうむらなくてすむという、言わば農家の方々の智恵の結晶ですね。

八十八夜のお茶はなぜおいしい(春の節気の流れから)
立春から2月9日ごろの雨水を過ぎて啓蟄の3月6日頃となると、日差しも徐々に暖かくなります。一雨ごとに春の気配が近くなります。昼と夜の長さが同じになる春分の日を過ぎると、冬眠していた生物がいっせいに動き始めます。お茶の木も立春ごろから地中に新しい根を張り始め、冬眠しているように見える冬の間に、地中から充分な養分を蓄えて、春を今か今かと待ち構えています。桜の花が満開になる清明の頃から、お茶も親芽の間から新芽を出し始めます。4月中旬の穀雨を文字どうり恵みの雨として受け止め、八十八夜にはカテキン、ビタミン等養分たっぷりの新茶となります。このようにお茶は春の初めに生まれ、春の恩恵をすべてに受けて育ち、春の終わりの、燃え上がる緑の中で摘まれます。だから緑の香り高く、養分豊富で美味しいのです。八十八夜に茶摘みをした5日後には立夏になります。

大切な人には八十八夜の新茶を贈り物に!
 大切な方には新茶の贈り物がお勧めです。「お元気で長生きしてください」というメッセージをこめて贈りましょう。

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