本品は平成30年9月6日、三重県津市の三重県総合文化センターにて行われた第71回関西茶品評会煎茶部門にて入賞の高い評価を得た受賞茶です。
本年は、煎茶は206点出品され、当社は入賞茶を26年連続落札致しました。
岐阜県加茂郡白川町の(農)宇津尾茶生産組合 安江定廣氏が手塩にかけて生産した、よりの整ったこくと甘みのある茶です。
品評会出品茶は生産家の名誉をかけて、特別の配慮の元に、土作りから始まります。土に有機肥料を入れて2年、土が豊かになるのを見計らって挿し木をします。その後約3年茶の木を慈しみ育て、伸び盛りの若芽となった年に初めて摘まれます。日本茶は鮮度を大切にします。
ベテランの手摘み人が十数人で短時間で摘み、すぐに蒸され、手もみ名人によって手揉みしながら乾燥されます。
その茶は、香り、形状、滋味、水色の4点から審査されます。満点は200点。本品は4点ともに高位点(183点)の茶です。
70度位の湯温で抽出してください。昔ながらの黄金色、甘く濃いあとくち、ぷんとする爽やかな茶の香り、ほんの一口で満足感が広がります。喫茶の至福ここにあり。
ご進物に、お茶の醍醐味を味わいたい時に、おすすめです。