お茶の博物館
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日本茶博物館

日本茶の消費

 お茶の飲用は、今や我が国の伝統的な嗜好飲料として、また必需飲料として深く生活に定着しています。消費されているお茶は一口に緑茶と言っても多種多様です。これらのお茶は内容、品質においても、生産される立地条件や栽培管理によって、また製法により異なり、更に流通過程による商品化もあって、お茶の種類は無数であるといえます。しかしながら、茶の種類、品質を決める一般的な基準は外観、滋味、香気、水色によって評価されます。

 我が国の消費量は、第二次大戦前の昭和初期一人当たり500gであったものが、昭和30年代になって、生産の回復から増加し、50年前後からは1kgに達しました。その後、生活様式の変化、他の飲料の進出もあって減少傾向にありましたが、現在は700g台になっています。

 茶は指向性の強い必需飲料として、消費量に大きな変化はなく、価格や所得弾力性も小さく食料費に占める割合は0.7%前後と少なく、一世帯当たり年間購入量は6000円程度、購入単価は100gあたり、500円弱であり、その数量は1300gくらいです。

 消費者の購買単位は100g―200gの小口であり、。購買頻度も三週間に一回くらいです。消費者の購入比率は専門店が半数を占めており、ついでスーパーの30%ですが、専門店の購入比率は減少傾向にありました。そこで茶業東京組合は"お茶を専門店で買っていただこう"というキャンペーンをしています。


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